【いいお店にはしっかりとした訳がある】
高級店に行ける収入もなければそんなに素晴らしい人間でもないので・・・なぁんてヒガンで書き始めるほど寂しい男ではないのですが、根っこがさほど高級じゃないのでどうも惹かれる店に偏りがあるというか、なんか心の中に自分では気が付かない内にある一定の基準みたいな物があるらしく、さぁ!飲みに行くぞ!と思ってもあまり冒険せず、決まった場所に何度も通ってしまう一途な一面もあったりする男なんです。
しかし、その基準みたいなものにピタッとハマっているって直感的にわかってて、でもでもなんとなく敷居が高いというかレベルが高いというか・・・それは高級店でジーンズ禁止でジャケット着用!とか言う敷居の高さではなくて、ガラッと引き戸を開けると「歴戦のツワモノ揃い踏み」で「ツワモノ達」にジロって一斉に見られ「どこの馬の骨じゃ?」みたいな西部劇的な乗りで話しかけられんじゃね?とか思っちゃう敷居の高さがあるところをどうにか克服して通って「ココロの名店ブクマ」にUPしたいなんてたまに思うわけです。
実はそんな事を毎日でもしてみたいと思うのが夢なんです。とか言いながらいつもは慄いて楽な方に逃げる(逃げてないけどねw)僕ですが、先日はパイセンを盾に一つ大人になったわけです。
僕を大人にしてくれたお店こそ【札幌 菊水 いっぷく】です。
見てくださいこの本気の看板!昭和です!僕が生まれたアノ頃と同じ色使いです(僕が生まれたのは旭川らしいです)☆焼き鳥がメインでお父さんとお母さんでやってるもうホント昭和のTHE焼き鳥屋!
先ずはビールにお漬物!これだけで暫く滞在可能!!!いい色いい味いい眺め・・・最高です。そして次々と串を頼んでガンガン喰ってグイグイ・・・い・・・こぅぜ。。。
ん?素人はいきなり馬鹿騒ぎしちゃいけない・・・イヤ・・・出来るわけがない!そう!ここは西部にあるBARと同じ。よそ者はよそ者らしくしてないと・・・そう思えてしまうくらいに常連さんはカウンターでチビリと一杯やってモグリと一串食べてパシッとTVを観てるんです。みなさん同じタイミングでwなんか見ててめっちゃかっこよくて。
きっと、仕事終わりに家に帰る前に焼き鳥3本ビール2杯そしてお釣りが出ないようにさらっと支払って風のように去る。と言うルーティンを崩すこと無くやって来たんだなぁなんて見えちゃいます。こんなヘラヘラ中年が勝てるわけがない。とは言ったもののそりゃ酒も入りゃ楽しくなる♪
レバーに手羽先に・・・とどめはホルモン!どんどん熱量が補充されてパワーみなぎってきます!「さぁ!明日も頑張ろう!!ん?んーーーー?そっそういうことか☆」そこでふと気がついたのです・・・。
常連さんたち・・・怖い顔なんかしてない!!!いっぷくでビール呑んで焼き鳥食べたら目尻も下がって優しいお顔☆そうなんです。このレベルの高いいっぷくはその名の通り仕事終わりにここで一服して眉間によった皺を伸ばして帰るんです。
味わい深いお店で味わい深い焼き鳥を食べて味わい深い大将の優しい笑顔に癒やされれば翌日もどうにか乗り越えられる♪そんな【いっぷく】はレベルや敷居なんて全く無いホントウの昭和居酒屋でした!リピート必至です☆
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