たまに「角打ちってなぁに?」なんて聞かれることがあるんですが、調べてみると【角】=【升(〼)】で木でできた四角い量り売り用の器で日本酒呑んじゃうやーつで、【呑む】=【打つ】と言うことで九州や関東での酒屋で飲むスタイルの呼び方なのです。東北なんかでは【もっきり】なんて呼んで札幌にもバスセンターの裏に「第3モッキリセンター」とかありますよね(今度レビューかかきますw)♪
まぁ、酒屋で呑むってイマドキの子にはわからんと思いますが、僕が高校生ぐらいまでは近所の商店にじいちゃんたちが集合して、ダルマストーブのまわりにパイプ椅子並べてワンカップをパシュッと開けてスルメを焼きながらあーでもないこーでもないって日本語なのかどうかも定かじゃない言語で話していたのです。
時代が流れその商店がコンビニになり、角打ちが静かに消えて行ったのですよ。当時は角打ちしてるじいちゃんたちを見てると確実に酔っぱけてるし、濃厚な人生からくる重厚な威圧感があってなんだか嫌だったのですが自分がこう・・・酔っぱらいになる回数が増えるとあのじいちゃん達ってとってもキュートで・・・今思えばいい味出してたのになぁなんて思っちゃいますよ。
朝からほっぺた赤くしてブツブツ言いながらキュッと一杯やって、スルメくちゃくちゃしながら「おまえぁあれでぇこれがぁなんあぁなぁ・・・はっはっはっは」もっと仲良くなっとけばよかった・・・知らんじいちゃんだけどw
ちょっと話がずれちゃいましたが、【角打ち】なるものは日本の飲んだくれ文化には重要不可欠な言葉というかスタイルでもあるわけなのです。そんな【角打ち】スタイルの継承者が3号店を出したわけです☆
その名も【鮨角打ち 裏・小樽酒商たかの札幌駅前店】(ながっw)そうです!小樽の有名酒屋といえば酒商たかの!もちろん【角打ち】スタイルそのままに旨い酒をその場で味わえる呑兵衛の聖地。その3代目「高野洋一」さんが札幌昭和ビル店に続いて開店したのがこのお店です。
場所は北1西3の仲通りで、駅前通りを大通公園を背に札幌駅方向に歩くと右手に現れる松屋(ここの呑みもwww)を右に曲がって数十歩右手に見える美容室の入り口のガラスに「お酒は出会い 鮨 角打ち 裏・小樽酒商たかの」の文字を見つけたら左下に降りていけばこの光景!!!
所狭しと貼られた日本酒のラベルは圧巻。
そして現れる「鉄扉」筆で豪快に書かれた文字に日本酒への愛を感じずにいられません。
お通しは沢庵とガリ、このコンビ日本酒ものっそのまさります☆
鮨角打ちと言うくらいなのでメニューのメインは鮨。しかし、巻き寿司オンリーでしかも巻き寿司の上に猛烈なトッピングが乗るのです。今回チョイスしたのはカニイクラと鯖ガリ。見てくださいこの圧倒的な存在感!
危なく酒のことを忘れてしまいますw高野さん曰く「海苔」「酢飯」はバッチリ日本酒に合う!さすが日本酒の伝道師☆日本酒をもっとたくさんの人に楽しんでもらうためには労を惜しまない。
酒屋の鏡です。
まだまだ開店したばかり!今後も日本酒を飲ませるアイデアが次々繰り出されるに決まってます☆
あの頃、ストーブの周りに集まっていたじいちゃんたちが新たな角打ちスタイルの【鮨角打ち 裏・小樽酒商たかの札幌駅前店】を見たらきっと、はにかんだ笑顔で「おまえぁあれでぇこれがぁなんあぁなぁ・・・はっはっはっは」と喜んでくれるはず、さぁ!貴方も角打ちでいい味出しちゃおう☆
角打ちに飛び込みたい貴方!!!
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